産業カウンセラー養成講座においては、複数の提出物があります。
そのうち、必ず「手書き」をしなければならないのが、講習終了時に毎回提出する「振り返り」というものです(第1回目だけは「アクションペーパーⅠ」という名称でA4のものとなります。)。
第1回目以外はA6用紙が配付され、それに当日やったことの振り返りを記載して提出することになります。
パソコン入力に慣れていたところもあり、手書きという点には戸惑いました。
記載する内容は当日の「振り返り」なので、毎回、私が記載していたのは、
① 何をやったのかの簡単な記載
② ①を行うに当たって意識したこと・ポイント
③ ①を行なった結果、感じたこと・考えたこと
という内容でまとめました。
A6用紙なので、よほど細かな字で記載しなければ上記の内容で十分に埋まります。
意識して気を付けたのは、余白の行を残さないこと。
③については、ある程度調整可能なので、文字数や字の大きさで余白が内容に調整して記載していました。
(別に余白についての決まりはないと思います。)
この「振り返り」は次の講座の際に指導者の方からのコメントが付されて返却されます。
コメントの内容は様々ですが、
「コメントには必ず目を通してください。」
私の振り返り用紙を見返してみると、例えば、
「頭で考えるのではなく、身体で感じる」
「自分の感情の変化に着目する」
「傾聴に際しては、『感じ取った感情』を大切にする」
等々、講座を終了してから見返すと、大切なフィードバックが数多く記載していただいていました。
振り返り自体も大切ですが、指導者の方からのフィードバックは、(講座を通じて受講生を見ていた指導者から)個々人それぞれに対して行われているものだと思います。
終わってみれば、決して無駄にはならないと思いますので、指導者からのフィードバックは謙虚な姿勢で受け止めることをお勧めします。